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いいかげんにしなさいや。
2010 / 03 / 22 ( Mon )
かくらや
昨年の桜、母は老人介護施設の窓から見たはず。窓から見える100メートル先に川があり、その両岸に桜並木がある。きれいやな。花を見れば、母は必ずそう答える。どの花も、母は好きだから。昨日、行ったお寺でも、早くも桜が数輪咲いていた。

37年前になるだろうか、ちょうどこの季節、正確には3月の終わり頃だった。20歳だった私は2年の浪人生活を終えたときだった。この年は、一応2校は合格した。その前年も1校だけ合格していたので、入学金と前期授業料を支払い、大学には行かずに予備校に通っていた。ま、入学金と前期授業料を合わせても1万円と安かったから。

で、2浪の成果は合格2校。しかし第一志望にはかなわず、まだまだ気持ち的にはスッキリしなかった。で、2校のうち安い方の大学にお金を支払った。年間の授業料は1万5000円だった。

3月の末は、私が通った予備校の最終選抜試験がある。で、それが気になって、母に聞いた。もう一年浪人したいんだけれど。と言ったと思う。母から返ってきた返事は、いいかげんにしなさいや、だった。私は諦めて、2校目の大学に行った。ちょうど桜が咲いている季節だった。

今から考えれば、愚かなことですよね。私が受かったということは、誰かを落としていることなんだから。今年もそういう季節が来ました。桜並木の下を、母たちと歩きたかったが、今はそれもかなわぬこと。今日は10カ月目の命日。早いもので、もう桜咲く春が巡っている。
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