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日本製自転車が大人気の、インドネシア地方都市。
2010 / 08 / 24 ( Tue )
日本製の自転車が、インドネシア・ジャワ島の地方都市プカロンガンで大人気という記事が先日の朝日新聞に載っていた。なんで、インドネシアの地方都市で日本製の自転車が人気かというと、この都市は伝統のろうけつ染めの産地。大量の布を自転車に積んで運ぶ必要がある職人たちは、日本製の自転車を丈夫で壊れにくいと重宝し、絶大な人気があるらしい。100キロの荷物を積んでも平気だそうな。日本製の中古自転車は、新品の中国製自転車の2倍もするが、それでも売れているらしい。なんか変ですね。そうか、日本が変なんだ。

日本国内では、スーパーの自転車コーナーに並んである自転車って、ほとんどが中国製ですよね。今や日本人は、商品を品質で選ぶのではなく、品質の良し悪しに関わらず、とにかく安さで選んでいる。いや、むしろ今の日本人は、品質の良し悪しを見抜けなくなっているのだろう。さすがにインドネシアの職人は、品質の良し悪しを見抜く目を持っている。なによりも、自転車を大事に使い、長く使いこなすためには日本製が一番良い、ということになったんだろう。

昔の自転車は、壊れることなどほとんどなかった。ところが、今の自転車は、部品の様々な部分が壊れたり、最悪なのはフレームが折れたりすると聞く。そういえば、40年以上も前の私が中学生の頃、自転車5人乗りなんかをしたものだ。一人がハンドルの上に座り、一人がハンドルとサドルの間のフレームに座り、運転者はサドルに座る。あとのひとりが後ろの荷台にたち、残ったわずかな荷台のスペースにもう一人が座るという感じだ。中学生だから、合計で重さは200キロに近いだろう。もちろんそんなことで自転車が壊れることはなかった。今の自転車のヤワさを考えると、とてもできないでしょうね。

豆腐屋のおじいさんが、自転車の荷台に木の箱を積んで走っているのをよく見かける。自転車は、子供の頃によく見かけた、業務用のがっしりとした自転車だ。たぶん50年以上は使い続けているのだろう。インドネシアの職人も、何十年と使い続けるために、丈夫な日本製を選んだに違いない。今や日本では、自転車も使い捨てと聞く。1万円もしない格安自転車がスーパーで売られている。中国製だ。購入する人は、何年使い続けるのだろうか。おそらく数年でゴミになると思う。今の日本人はものを大事に使わないし、なによりも今は、長く大事に使えるものがほとんどない。困ったものだなあ。

とある自転車屋さんが言っていた。自転車のチェーンは買った最初はきつく張る。乗り続けているうちに、いい具合に少し緩んできてちょうど良い感じになる。でも、これは昔の話。今は中国製のチェーンが大量に入ってきているからビシッと張れない。強く張ると切れてしまうからだ。だから初めから緩めに張ることになる。しかし、乗り続けているうちにゆるゆるガタガタになってどうしようもないらしい。チェーンに使う材料は、日本の鉄が一番良い。なによりも純度が高いから。中国では純度の低い鉄しか作れないから、良いチェーンもできないらしい。中国製はコストばかり考えるから、質の悪い自転車が多いという。なるほどねえ。
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