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もう12年、1月17日、大震災。
2007 / 01 / 17 ( Wed )
その日の朝は、東京でも揺れた。テレビでも、結構な震度を報道していて、奈良が震度4。めったとない大きさ。その当時、今もかろうじて建っているけど実家は築50年以上の木造で、子供の頃からちょっと傾いたボロ屋だったので心配だった。3時間くらい経って、やっと電話が繋がり、ほこりがいっぱい落ちたけど、家は無事、両親も無事ということで安心した。

地震から時間が経つとテレビはどの局も、空からの映像を捕らえていて、街並みから幾筋もの黒い煙が上がっている。長田の街。JRの線路から南は、商店街やら住宅の密集した地域だった。私はその一角にあった靴素材の問屋さんで配送のアルバイトをしたことがある。長田のJRから北の地域には、中小企業の町工場がいっぱいあって、ほとんどが靴を製造していた。工場からの注文に応じて、婦人靴、紳士靴に使われる人工皮革や布素材が大きなロールで用意されている。それを配送する運転役が私の仕事だった。

その街が、空からの映像で燃えている。映像をよく見ると、その先にも黒い点がいくつか浮かんでいる。それらは取材のヘリだとわかった。そんなにいっぱい飛んで、爆音は凄かろうに。その時、数年前の、横浜の住宅街を車で通りがかった時の出来事を思い出した。

ある街区にさしかかると、上空にヘリコプターが7~8機、円を描くように飛んでいる。凄い爆音だ。近所の人々が道に出て、その円の下方向の大きなマンションを不安そうに見やっている。何ごとですか、と聞くと、マンションに侵入した男が人質を取り立てこもっているという。

この爆音の下では、地上からの呼びかけも消されるに違いない。ましてやあの騒音の振動は、共鳴することもある。かつて私が住んでいたボロアパートもヘリによっては、部屋がカタカタと音がするのだ。ましてやその騒然とした状態、爆音が犯罪者の狂気をさらに駆り立てるのではないのか。不安を大いにかき乱す、嫌な音だ。上空を舞うヘリが、ハゲタカのように見えた嫌な光景だった。

震災の神戸。迫る炎の中、這い出せず助けを求める人がいたはず。そんな声を、上空を舞うハゲタカの爆音が消し去ったのだ。地上では、テレビカメラを肩にしたハイエナたちが、餌に飛びつくように、災害現場に殺到していただろう。おまえら、救助のじゃまをするなと。被災者の方は、言いたかったろう。ましてや人が生み出した騒乱の中で、助かるはずの命を落とされた方は、本当に無念だろう。

今日も、ハゲタカは爆音を散らして飛ぶ。ハイエナは、東京で起きたおぞましい事件の現場に食いつく。マスコミは、餓えた獣のようだ。そういえば、40代後半の朝日新聞局長が年収1900万円。55才には2100万円をイメージしている、なんて情報がインターネットを飛び交っている。なんとリッチな、不幸な人を食い物にしてブクブクと育つハイエナだろうか。朝日新聞、辞めようかな。配達、集金する人は、いつも笑顔で挨拶を交わす気持ちの良い人なのに。
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