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21日、東京駅地下の休息所。
2008 / 02 / 26 ( Tue )
東京駅地下0802

東京駅の地下に、ゆっくりとリラックスしてくつろげる休憩所がある。硬いベンチではなくて、ソファーの椅子だ。以前に立ち寄ったときは、50席ほどのすべては埋まっていたが、今日はひとつふたつ空きがあった。まだ新幹線の発車まで1時間近くあるので、ここで時間を潰すことにした。

私は、どっかと腰をおろした。ふと廻りを見回すと、みんなが見事に年配の男性ばかりだ。40代、いや50代よりも、60代以上が多いのか。私は55才。どう見ても、ほとんどが私より年上に見える。2~3人だけ女性がいるが、観光客風は皆無だ。連れだっての客も、2~3組。

足元に土産物の紙袋を置き、隣同士の友人と、つまみを次々に口に放り込み、プラスチックの小さなコップを運びながら談笑するふたり。しきりに眼鏡の位置を直しながら、開いた手帳に頷く白髪交じりのビジネスマン。コートの前で腕を組み、完全に寝入っているのは、ほとんど白髪、初老の男性。

パソコンを操作しながら、缶ビールを傾ける人は、一連の仕事が終わったのだろうか。時刻は、まだ午後の4時前である。会社内なら、まさかビールは飲めないだろう。ここでは時間が停止している。ほんのつかの間だが、あたりに気怠い空気が満ちて、時間がまるで止まっているようだ。

とれだけ時間が経ったのだろうか、目の前で眠りこけていた初老の紳士が、俄にスーツの内側から携帯を取り出した。二言三言、話をしたかと思うと、おもむろに傍らのバッグを持って立ち上がった。その顔は、もう生き生きとしている。先ほどの眠っていた顔とは違う、いわば血色のいい企業戦士の顔だ。そして、足早にこの場所を立ち去った。

ここは、数十分の休息で、ほっと一息つけて、元気を取り戻せる場所なのかもしれない。オフィスにはそんなスペースはないだろう。公園などの屋外では、冬の空気がまだまだ冷たい。ただひとりで静かにくつろげる、絶好の場所なのだ。さて、そろそろ電車の時刻が迫ってくる。私も、立ち上がった。なんだかビールが飲みたくなった。
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