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船場吉兆の食べ残し料理と、美味しんぼ。
2008 / 05 / 14 ( Wed )
船場吉兆の食べ残し料理の使い回し問題で、思い出した漫画がある。美味しんぼの初期の頃で、主人公の山岡士郎が、銀座の料亭など食事所の味を。すべて知り尽くした男がいる、ということで栗田ゆう子とその男を捜す設定になっていた。

その男は、料亭などのゴミ入れを洗ってくる代わりに、客の食べ残した料理を貰って帰るホームレスだったのだ。山岡士郎は、ホームレスたちと食べ残しを味わいながら、味の良い、しっかりと努力している料理屋を聞き出すことができた。確か、そんなことだったと思う。

もしそんな風に、せっかくの料理を客が食べなくても、ホームレスさんには悪いが食べて貰ったら、こんないいことはない、などと思っていた。今や、客が食べ残しを、重箱に詰めて持ち帰る時代ではないですからね。

私が子供の頃、親とか、祖父母とかが、冠婚葬祭の行事に行った後が楽しみだった。おみやげに持ち帰ったのは、木のお重の中に、いままで見たこともない料理がいっぱいで、それが出された料理の残りかは知る由もない。ただ子供心に、その色鮮やかさ、食べたときのおいしさだけが、今も心の奥に残っている。

それは40数年以上も前、まだ日本が貧しい時代だったと思う。今や飽食の時代。しかし、背後には世界の食糧危機がひしひしと迫っている。コンビニの売れ残り弁当だって、賞味期限の数時間前に、撤去されて、低価格の定食屋で問題なく出されているのだ。船場吉兆も、食べ残しを使い回すのではなく、従業員が持ち帰るとか、まかないで処理するとか、しなかったのだろうか。使い回しは、良くはない。しかし、まだ食べられるの廃棄も良くない。もったいないの精神はわかるが、客を欺くことは許せない。

ところで美味しんぼ、海原遊山と山岡士郎が和解して、連載終了なのか休載なのか、一区切りをつけたようですね。私は40巻目くらいから、買うのをやめました。しかし、安全・安心をないがしろにする食品メーカーや商社、驕り高ぶった飲食店に対して、それを糾弾するよう批判的な内容はしっかりしていましたね。吉兆だって、やり玉に挙がったことでしょう。そんな内容も読みたかったが。
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